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20110830

枯葉剤からナイトメアまでつなげる思考作法

金平茂紀さんの「ワジワジ通信」、前回の在沖米軍の核兵器訓練に関する報道特集に続いて、今回はジョン・ミッチェルの枯葉剤取材への応答。石井部隊と米占領軍、ミドリ十字、科学者の責任へと思考を促し、後半はナイトメア問題。政治報道でオチ。見事なシークェンス。
2011年8月30日
冷戦的思考は人を選別したがる。敵か味方か。親米か反米か。正義か悪か。ダイコトミー=二分法的な単純思考の想像力が、これまで正義の聖戦やらを生んでイラクやアフガンに兵を送らせてきた。それに反対するのはみんな左翼とでも言いたいのだろうか。ワジワジする。

20110826

沖縄の元米兵、癌は枯葉剤によるものと非難 jon mitchellの枯葉剤取材第3弾

Wednesday, Aug. 24, 2011

Okinawa vet blames cancer on defoliant

VA refuses aid amid Pentagon denial of Agent Orange at bases


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沖縄の元米兵、癌は枯葉剤によるものと非難/
VAが補償を却下、いっぽうペンタゴンは基地でのエージェント・オレンジ使用を否定
ジョン・ミッチェル
『ジャパン・タイムズ』への特別寄稿
2011年8月24日水曜日

ケイト・ゴーツ氏が、多発性骨髄腫という滅多にない骨髄の癌であると診断された2003年、彼女は49歳で、彼女も主治医も困惑した。

この病気は、アメリカでは年に2万人が発症するが、60代末のアフリカ系アメリカ人男性に典型的にみられるものである。ゴーツの家族には癌患者の病歴もない。

しかし、主治医は、彼女がかつて海兵隊員であったと知ると、この謎の答えを見つけたと思った。多発性骨髄腫は、有害な枯葉剤、エージェント・オレンジの接触に関係すると米国政府が認める14種の病名のうちのひとつだからである。主治医は、病気の原因が従軍経験に由来すると推測した。

「彼はエージェント・オレンジを浴びたかどうか尋ね、摂取検査(intake exam)を受けるよう勧めました」。ゴーツはジャパン・タイムズ紙に語った。「検査は受けましたが、ベトナム以外でエージェント・オレンジに晒されたとは判らず、考慮に入れていなかったのです」。

検査結果は、じっさいゴーツがダイオキシンに被曝していたことを示し、彼女はますます困惑した。ベトナムに足を踏み入れたことが無かったからである。ベトナムはその当時、ペンタゴンが枯葉剤使用を認めた唯一の国だった。

しかし、ゴーツは、1975-76年、沖縄のキャンプ・フォスターにいたことを思い出した。当時、ゴーツによれば、基地の周囲フェンスで除草剤を噴霧する米兵の姿はよくある光景だった。

「フェンス沿いには雑草は生えていませんでした。歩いて通り過ぎるときには、刺激臭がして、頭が痛くなったものでした。あるとき、風が吹いて霧が自分にかかりました」。

ダイオキシンの混入した枯葉剤を吸い込んだだけでなく、ゴーツは、キャンプ・フォスターの貯水池でエージェント・オレンジに触れた恐れもある。当時妊娠していた彼女は、内科医からよく水分を摂るようにとアドヴァイスを受けていた。

「それで、その土地の水をたくさん飲んでいました」。

ゴーツにとってこれらの証拠は、沖縄滞在中にエージェント・オレンジに被曝したことを示すものであり、彼女は退役軍人局に請求を行った。元軍人に健康保険費用を補助する米国の担当局である。

2010年5月、ゴーツの請求は却下された。VAは「国防省の文書を調査した結果、エージェント・オレンジ等の戦略用除草剤の使用、試験、貯蔵の記録は認められなかった」と説明した。

VAの却下は、1960-70年代沖縄でエージェント・オレンジ被曝し病気になった、何百人もの元米兵に発行されたものと同じである。

ただひとつの例外は、1998年、前立腺癌で補償を得た海兵隊員のトラック運転手で、1960-61年の間に、沖縄島の北部ジャングルにエージェント・オレンジを輸送したためと認められたものである。しかし、VAのこの決定は前例とはならなかった。このためゴーツは1998年ルールを示しながら彼女の請求を裏付けることが出来なかった。

VAに請求を却下されたため、ゴーツは主治医の勧める経口化学療法の治療費、月1400ドルの支払いに直面した。彼女は2010年、カリフォルニア州議会と上院委員会で支払いの苦労について証言を行った。

「費用はあまりに高額で、クレジットカードはすべて限度額に達してしまいました。ついに、私は経口化学療法をやめ、効果的ではないIV(静脈注射による)治療になりました。費用のせいで生きるか死ぬかの選択を迫られるべきではないと思うのです」。

同じキャンプにいたほかの元兵士が、最近になって、ゴーツの主張を裏付けるために現れた。

ケン・サルベストロは、1967-68年にキャンプ・フォスターに駐留したフォークリフト運転手で、基地にエージェント・オレンジがあったことを証言した。

「あそこにいた頃に、何千というドラム缶を見ました。オレンジのものは除草剤だと知っていました」。サルベストロは語った。「私の任務はトラックから貯蔵場所まで繰り返しそれらを移動させることでした」。

サルベストロはエージェント・オレンジの貯蔵だけでなく、キャンプ・フォスター周囲への噴霧にも係わったと説明する。

「手で根っこから引き抜くよりも、雑草に噴霧するほうが簡単だった。見た目も美しいし、警備もしやすくなるからだ」と彼は言う。

サルベストロの説明は、1972-73年にキャンプ・フォスターに駐留したもうひとり別の元兵士の証言によって裏付けられる。この時期になると、フェンス周辺の維持管理は地元の労働者の仕事になっていたと、この元空軍下士官は語った。

「沖縄人の地上職員が、キャンプ・フォスターの私の兵舎の建物や冷凍室周辺に、枯葉剤を噴霧するのをよく見ました」。元兵士は、メディアに話したと知られると彼が最近VAに受理された補償請求がダメになるかもしれないと恐れて、匿名を求めた。

元兵士は現在、2型糖尿病にかかっているが、原因は基地でエージェント・オレンジに被曝したことだと考えている。

ジャパン・タイムズ紙が集めたその他の元兵士の証言によれば、地元の除草業者がエージェント・オレンジを使用するのは、雑草が伸びるのが早く管理が難しい在沖米軍基地ではよくあることだった。

レイモンド・アダムズは、1973-74年にこの島に駐留した海兵隊員で、「普天間飛行場では航空支援団が滑走路に噴霧するのは日常業務でした。皮膚が焼けるようだったが、雑草を減らし「ハブ」(毒蛇)を退治できたのです」と語った。

ペンタゴン自体は、1975年までタイの米軍基地でのこの種の使用を認めている。

しかし、今週の金曜日、外務省の発表によれば、ペンタゴンは再度、施政権返還前の沖縄で米軍が枯葉剤を貯蔵・使用したという主張を否定した。

癌は地元の水を飲んだのが原因ではないかというゴーツの恐れは、キャンプ・フォスターの貯水池がエージェント・オレンジで汚染されていたという不安を惹起した。

サルベストロは、貯蔵地区はキャンプ・フォスターの主要給水塔からは離れていたと断言するが、環境科学者のウェイン・ドゥウェニチャックは、「ダイオキシン汚染は直接の汚染地のみに起こるとは限らない」と説明する。

ドゥウェニチャックは、ベトナムの元米軍基地におけるエージェント・オレンジ汚染の調査で中心的役割を果たすカナダの会社「ハットフィールド・コンサルタンツ」で主任科学者を務めて12年になる。

「地面への浸出は、これらの基地のいたるところで起こったことです。雨や浸食で、汚染された土壌は排水溝を通って貯水池に流れ込みます。底に沈んだ微粒子は貯水池からまた別の水路へ流れ出すのです」。

1994-2006年の間に、ハットフィールド・コンサルタンツは、米軍撤退後20年を過ぎた後のベトナムで、20カ所以上のダイオキシン汚染可能性のあるホットスポットを確認した。汚染地域にはダナン航空基地も含まれている。ここでは、土壌で通常の3万倍以上のダイオキシン汚染レベルを示し、地元の人々の血液や母乳からも毒素が発見された。

米国政府の科学者やエージェント・オレンジを製造した企業、モンサントやダウ・ケミカル社は、いまだにダイオキシンと疾病との関係を疑問視している。しかし、独立系の医療専門家の殆どが、1兆分の2という極微量でも、ダイオキシン被曝による癌や先天性欠損症の可能性を確信している。

被曝者の子どもへの影響は、ゴーツが特に心配している点である。沖縄で妊娠した彼女の娘は潜在性二分脊椎(spina bifida occulta)による脚と背中の疾患に一生苦しめられているが、これもVAがエージェント・オレンジ被曝に関連すると認定する疾患のひとつである。

ゴーツ自身の多発性骨髄腫の闘病も続いている。

「現在可能なあらゆる治療で疲弊したため、この6月には腎臓が危機的状態でした」と語るゴーツは、まもなく幹細胞移植を受ける予定だが、主治医から成功の確率は50パーセントだと告げられている。

ゴーツは、しかし、海兵隊員としてキャンプ・フォスターでエージェント・オレンジに接したことをVAに認めさせる闘いを続ける決意だ。

「権力者たちは私のことを判っていない。私はあきらめて逃げたりしません。最後まであきらめずに頑張ります。私のことだけでなく、沖縄で被曝したすべての元兵士の問題でもあるのだから」。
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20110819

8/23-25高江SLAPP訴訟が山場

高江SLAPP訴訟の集中審理があります。那覇地裁に集まって被告側証人たちのガッツを支えましょう。
そして、合意してないプロジェクトとしては、集中審理期間中の、高江の現場座り込みへの参加も、熱烈に呼びかけたいと思います。現場では24時間態勢が今日も続いています。
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事前集会
日時:2011年8月23日  9:00~
場所:那覇地方裁判所前広場

集中審議
日時:2011年8月23日 10:15~
2011年8月24日 10:15~
2011年8月25日 10:15~
報告集会
最終日の閉廷後(夕方・時間未定)
場所:那覇地方裁判所

「あたしは現場のほうね」byぶーこ(3代目くらい?)

Atoms for Peace is Dead

「エージェント・オレンジを沖縄で埋却、退役軍人が語る」『ジャパン・タイムズ』

Agent Orange buried on Okinawa, vet says
Ex-serviceman claims U.S. used, dumped Vietnam War defoliant
By JON MITCHELL
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20110813a1.html

ジョン・ミッチェル氏による『ジャパン・タイムズ』記事、翻訳してみました。
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エージェント・オレンジを沖縄で埋却、退役軍人が語る/
元兵士は米国がベトナム戦争時の枯葉剤を使用し廃棄したと主張
2011年8月13日
ジョン・ミッチェル
ジャパンタイムズへの特別寄稿

 1960年代末、米軍は有害な枯葉剤「エージェント・オレンジ」の入った数十本のドラム缶を沖縄島の北谷町付近に埋めたと、米退役軍人がジャパン・タイムズ社に語った。

 元兵士のこの主張よりわずか数日前、松本剛明外相は、1945-72年までの27年間の占領期に沖縄で使用した化学物質について明らかにするよう米国防省に対して求めていると語った。米政府は、沖縄におけるエージェント・オレンジの使用については記録がないと繰り返し主張し続けているのである。

 元兵士の証言は、沖縄における関心を大いに高めるだろう。エージェント・オレンジは発がん性のダイオキシンを高濃度に含有し、数十年は土壌や水に残留する可能性がある。元兵士がドラム缶が埋められたと主張する場所は、人気の観光地や住宅地域に近い。

 匿名での報道を求めているこの61歳の元兵士は、1968年から70年に沖縄に駐留し、米陸軍補給地区でフォークリフトを操作していた。この間、彼はエージェント・オレンジを含む補給物資を那覇港へ向かうトラックに搬入する作業に従事し、積荷は那覇港からベトナムへ輸送されていた。

 元米兵は、1969年に補給船が座礁した際、その引き揚げ作業に加わらなければならなかったという。
 
 「島中から作業員が那覇港に集められた。ボートを岩礁から降ろすのに、2、3日を要した。エージェント・オレンジのドラム缶が一杯に詰まったコンテナがいくつも破損していた。55ガロン(208リットル)缶には、オレンジの縞がぐるりと描かれてあった。破損して流れ出していたものもあり、私たちはみんなそれを浴びたのです」と、彼は語った。

 破損したドラム缶の除去のあと、この元兵士は、米軍がそれらを広い敷地に埋却するのを目撃したと主張している。「彼らは長い溝を掘った。150フィート(46メートル)以上はあっただろう。クレーンが複数台あって、コンテナをつり上げていた。そして、中のドラム缶をぜんぶその溝に揺すり落とした。その後、土で埋めたのです」。

 別のふたり、元米兵のマイケル・ジョーンズ氏と港湾作業に従事したジェイムズ・スペンサー氏が、ジャパン・タイムズのインタビューに答えて、何千缶もの除草剤の輸送拠点として那覇港が使われていたという元米兵の主張を裏付けた。スペンサー氏はまた、1969年の引き揚げ作業で座礁船からコンテナを積み降ろすところを目撃している。ただし、コンテナの中身が何であったかははっきり判らないと語った。

 しかし、証言を行った元米兵は、確信を持っている。「あれはエージェント・オレンジだった。マチナト(補給地区)で(ドラム缶を)扱ったときの臭いで判ったのだ」。

 救援作業の際に枯葉剤のダイオキシンを浴びたため、この元米兵は脳卒中と塩素座瘡を含む、深刻な病状に悩まされている。米国退役軍人省(VA)は、病気を患った退役軍人の補償を担当する窓口で、エージェント・オレンジ被曝の治療費として退役兵に対し月1000ドル以上を給付する。

 しかしVAは、彼がベトナムに駐留した6ヶ月の間にダイオキシンに被曝したのだと主張している。

 1991年に米連邦議会を通過したエージェント・オレンジ法の下で、ベトナムに派遣された経験のあるすべての米兵は枯葉剤と接触した可能性があるとみなされ、医療給付と補償を受ける資格を得た。

 だが、エージェント・オレンジは沖縄に保管されたことはないと否定しつづけるペンタゴンのせいで、これらの補償が、この島でダイオキシンに被曝したと主張する元米兵には支払われない。

 証言をした元米兵は、特に、駐留米軍の再編交渉が進行中の現在、沖縄をめぐって日米関係が神経過敏になっている時期に、この問題について語ることの危険性には気付いていると話した。「この件で実名が公表されれば、私の給付金は取り上げられてしまうかもしれない」。

 2002年、沖縄県政は、北谷地域で内容不明の多数のドラム缶を発見したが、これは元米兵が目撃したと主張している掘削された溝の場所に近い。北谷町役場に近い筋の人物の話によれば、ドラム缶が発見された後、那覇を拠点とする沖縄防衛局(*当時の那覇防衛施設局のこと)がすぐに押収し、これは現在の防衛省の管轄下にある。

 「私は北谷町の基地問題担当に、防衛施設局からの報告書を持っているかどうか問い合わせたが、答えはノーだった。町は、いまだに内容物が何であったのか知らないし、ドラム缶がどのように処理されたのか、防衛施設局が内容物についての調査を行ったのかどうかも判らない」と、その人物は語った。

 この6ヶ月間で、ジャパン・タイムズ社が集めた12名の元米兵からの直接の証言によれば、1960年代半ばから1975年にかけて、嘉手納空軍基地、普天間飛行場など沖縄の9カ所の米軍施設でエージェント・オレンジを貯蔵し、噴霧し、輸送したとのことである。

 証言に名乗り出た人々のうちのひとり、61歳の元米空軍整備兵ジョー・シパラ氏は、泡瀬通信施設の周囲で雑草を除去するために、定期的に枯葉剤を噴霧したという。また、キャンプ・シュワブ所属の海兵隊員であったスコット・パートン氏は、1971年、何十というエージェント・オレンジのドラム缶を基地内で見たと証言している。ふたりの証言は、沖縄で撮影された枯葉剤のドラム缶の写真によって裏付けられている。ふたりとも現在、2型糖尿病や前立腺疾患など、枯葉剤に接したことが原因の深刻な病状にあり、シパラ氏の子どもたちには、ダイオキシン被曝で起こる奇形の症状が現れている。ところが、VAはかれらの申請を却下し続けている。これは、米国防省が、枯葉剤の沖縄での存在を認めようとしないためである。

 これら12名の元米兵の説明が示すのは、ベトナム戦争時、この島でエージェント・オレンジが広範囲に使用されていたということである。枯葉剤は、北部のやんばる地域から南部は那覇港まで、大量に貯蔵され使用されていたと彼らは語っている。枯葉剤の発がん性について充分に明らかになったのは、1980年代半ばになってようやくのことであった。

 沖縄の人々は、この問題に関心を持っている。エージェント・オレンジが噴霧された9カ所の基地のうちのひとつに近い小学校に勤めていたという退職教員は、最近、彼女の教え子たちに白血病で亡くなった者が多いことを説明してくれた。白血病は、ダイオキシン被曝に由来すると米国政府が認めている病状に含まれている。

 名護市議の大城敬人氏は、名護にあるキャンプ・シュワブで多数のドラム缶を見たという元海兵隊員パートン氏の主張について、調査を要求した。

 米軍が有害廃棄物の処理についてこのように糾弾されるのは、これが初めてのことではない。

 2005年、アラスカのフォート・メインライトでは、建設業者が宅地造成予定地の地下からPCB汚染された何トンもの土を発見したことが大々的に報道された。今年の5月には、3人の退役軍人が、1978年に韓国のキャンプ・キャロルでエージェント・オレンジのドラム缶を埋却する作業をしたと主張した。ペンタゴンは現在、この主張について調査中である。

 沖縄国際大学で環境法を専門とする砂川かおり氏は、エージェント・オレンジによる汚染の可能性について関心を寄せている。

「沖縄の人々は、この件について真実を知る必要がある。政府は汚染が広がっているかどうか調査を実施すべき。今も健康や環境への危険性があるのかどうか、私たちは知る必要がある」と彼女は語った。
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20110811

「民主主義」?冗談じゃない


魂におけるユートピア主義者、精神におけるノマドであれ。
私たちは皆「世界の市民」です。
私たちの闘いは同じ、夢も同じ、理想も同じです。
何も手放さないぞ!
北フランス出身のSaltimbanksのバンドより、
尊敬と友情と連帯をこめて。

「なごなぐ雑記」「辺野古浜通信」へと紹介リレーされていたので、合意してないも参加してみた!

パクリ教科書はダメだよ〜

「動議も賛成少数で否決 委員追加案に臨時総会」『八重山毎日新聞』2011年8月11日。


八重山はかなり危機的な状況になっています。現在手続きの話をしておりますが、県教委の指導も一切聞かず現場の意見を尊重しない規約での採択にもっていこうとしています。また、有志によるアピールに関しても「文句は文科省に」と、検定と採択の違いも考えないコメントをしています。各地に声を届ける際には以下にお願いいたします。

【送付先】 
○石垣市教育委員会
〒907-0012 石垣市美崎町16-6
電話0980-82-2604 /Fax0980-82-0294 
教育長 玉津博克 教育委員長 仲本英立 
教育委員 嵩田美代子,徳松節子,石垣朝子

○竹富町教育委員会
〒907-8503石垣市美崎町11-1
電話0980-82-6191/  Fax0980-82-0643
教育長 慶田盛安三  教育委員長 竹盛洋一 
教育委員 石垣安信,大田綾子,内盛聖正

○与那国町教育委員会
〒907-1801 与那国町字与那国129
電話0980-87-2002/ Fax0980-87-2074
教育長 崎原用能   教育委員長 入慶田本朝政  
教育委員 具志堅学子
○教科用図書八重山採択地区協議会
〒907-0012 石垣市美崎町16-6 石垣市教育委員会気付
*石垣市教育委員会が事務局を担当しています。

【激励のメッセージ等は】
○子どもと教科書を考える八重山地区住民の会
〒907-0022 石垣市登野城72 
官公労共済会館2階 沖教組八重山支部気付
電話 0980-82-3264 FAX 0980-82-0424
E-mail; otu-y@cosmos.ne.jp

○沖縄県教職員組合   
〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3丁目9番地23号
TEL:098-867-0161 FAX:098-863-2026
メールアドレス:info@oki-tu.org

8月27日【緊急学習講演会】原発労働者の労働運動−経験と課題@帝都

今、被曝労働者と繋がり、命の使い捨てを許さない闘いを開始しよう!
【緊急学習講演会】 原発労働者の労働運動−経験と課題

講演■ 斉藤征二さん
  (元・原発下請労組「全日本運輸一般労働組合原子力発電所分会」分会長)
日時■ 2011年8月27日(土) 午後6時より
場所■ ユニオン運動センター会議室 http://www.union-umc.or.jp/
    東京都渋谷区代々木4-29-4 西新宿ミノシマビル2F
    京王新線・初台駅東口徒歩3分 ☎03-3373-0180(フリーター全般労働
組合)

※ プログラムの最後に、被曝労働問題への今後の取り組みについて、相談会を行
います。今後の取り組みに参加して頂ける多くの皆さんに参加を呼びかけます。

 原発における労働は、被曝を前提とした非人間的労働である。特に重層的下請
構造のもとで、下請・孫請け・ひ孫請けの労働者は、究極の使い捨て労働者だ。
 しかしかつて、日本の労働運動史において一度だけ、原発の下請労働者の労働
組合が存在した。 1981年に敦賀原発で結成された「全日本運輸一般労働組合原
子力発電所分会」である。同分会は、事業者・日本原電と元請け・関電興業に対
し、雇用保障、保険加入、ピンハネ禁止、安全対策など、様々な労働条件の改善
を要求し、闘いを展開した。
 今、福島第一原発での収束作業は、緊急事態を口実に、労働者の安全を二の次
にした危険な環境で進められている。海江田経産大臣は、線量計を付けずに作業
に当たる労働者は日本人の誇りであるとの発言をした。労働運動に取り組む労
組・労働団体は、今こそ被曝労働者と連帯し、ともに闘うことが求められている
のではないだろうか。
 かつての原発分会がどのような運動を行い、どのような成果を得て、また、ど
のような問題があったのか。闘いの経験と課題を聞き、今開始すべき私たちの取
り組みを構想したい。

主催■全国日雇労働組合協議会(日雇全協)
     フリーター全般労働組合
     福島原発事故緊急会議被曝労働問題プロジェクト
連絡先■tel:090-6477-9358(日雇全協・中村)
      e-mail: nasubi@jca.apc.org(福島原発事故緊急会議・なすび)

8月13日原発とヤスクニが強いる国家と犠牲@帝都

3・11後の東アジア~原発とヤスクニが強いる国家と犠牲

日 時 8月13日(土) 午後1時~(開場 午後0時30分)
場 所 全電通労働会館(御茶ノ水駅から徒歩4分)
    東京都千代田区神田駿河台3丁目6  03-3219-2211
    http://www.chiyodaku-town.com/map/cy034670/
    参加協力券 1,000円
    主催  「平和の灯を!ヤスクニの闇へ」キャンドル行動実行委員会

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プログラム
■開 会
■4地域実行委員会あいさつ
■シンポジウム「3・11後の東アジア──原発とヤスクニが強いる国家と犠牲」
パネリスト
高橋哲哉さん(東京大学教授)
韓洪九さん(韓国・聖公会大学教授、平和博物館理事)
石原昌家さん(沖縄国際大学名誉教授)
潘朝成さん(台湾・慈濟大學講師)
■コンサート+遺族証言
【遺族証言】韓国、日本、沖縄から
【コンサート】ソン・ビョンフィ(韓国)、ムン・ジンオ(韓国)、
林廣財(台湾・飛魚雲豹音樂工團)
■閉 会
■キャンドルデモ
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主 催:平和の灯を! ヤスクニの闇へ キャンドル行動実行委員会
H P:www.peace-candle.org
連絡先:E-mail:peacecandle2006@yahoo.co.jp
TEL03-3355-2841
FAX03-3351-9256(四谷総合法律事務所)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

20110809

佐喜間美術館ケーテ・コルヴィッツ・コレクションgoes to Beijing!

行きたいなー!

魯迅生誕130周年・新興版画運動80周年記念
     「琉球・佐喜眞美術館コレクション ケーテ・コルヴィッツ展」
《会場》
中華人民共和国、浙江美術館/北京魯迅博物館の2箇所
《会期》
浙江美術館 2011年8月17日(水)~9月13日(日)
       ◇開幕式:8月17日 10時~
北京魯迅博物館 2011年9月17日(土)~10月9日(日)
       ◇開幕式:9月17日 10時~
        同日 13時より博物館にてシンポジウム予定
        (沖縄のパネリスト:川満信一、仲里効、佐喜眞道夫)
       ◇9月18日 人民大学にて琉球文化についてのシンポジウム

以下のサイトで、今回の展示が紹介されています(中国語)。
http://exhibit.artron.net/zl.php?zlid=13740
http://exhibit.artron.net/zl.php?zlid=13739


8月10日矢ヶ崎さん、8月13日小出さん

おぉ!こんな短期間に、全国を飛び回るお二人が千原池(とお盆)を挟んでニアミス!
ニーマルマルヨン夏の日のことも、心に思い起こしながら、ぜひぜひ参加しましょう。

8月10日(水)18:30- 琉大理学部114教室
矢ヶ崎克馬さん「内部被曝の危険性:放射線の作用とICRP批判
主催:日本科学者会議沖縄支部・琉大分会
入場無料

西原町立図書館主催 第26回講演会「放射線と子供たち」
・日時 8月13日(土曜日)
・時間 午後2時~4時
・場所 西原町中央公民館大ホール
・講師 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)
・問い合わせ 西原町立図書館 098-944-4996
・入場無料
※駐車場には限りがありますので、乗り合わせるなどしてご協力下さい。

平和な市民による学習会お知らせ

<平和市民連絡会8.9講演・学習会>
・演題:「米軍再編の現状と米国への働きかけについて」
・講師:伊波洋一さん
・進め方:最初に洋一さんから60分間、講演をしてもらい、その後に60分間、質問と討論を行います。
・とき:2011年8月9日(火)午後6:30~8:30
・ところ:教育福祉会館大ホール

20110804

DUO V 5日の全体会議関連

DUO V開催についての記者会見(QAB)
http://www.qab.co.jp/news/2011080329916.html
会議案内文4つ@地元紙で識るオキナワ
http://michisan.ti-da.net/e3654762.html

明日の全体会議は台風のため中止決定が発表された。
行われるはずだった午後の全体会議のためのメモをこちらにUPしてみる。
◆ドキュメンタリ映画「スタンディング・アーミー(仮)」公式サイト
http://www.standingarmy.it/

パネリストのプロファイリング
◆高里鈴代さん
基地・軍隊を許さない行動する女たちの会代表。1995年米兵によるレイプ事件をきっかけに結成されたこの会を契機に、フィリピン、韓国、日本、グアム、プエルトリコ、沖縄の女性たちをつなぐネットワーク会議、軍事主義を許さない女性ネットワーク(the International Women’s Network Against Militarism: IWNAM)も生まれた。沖縄の反米軍基地運動が、国際的な連携を具体的に継続的に可能にした代表的なアクション。今年は9月末にプエルトリコで開催される会議に出席予定。ちなみにこの女性ネットワークは、2011年4月11日、「米国は日本の思いやり予算を自体し世界的な軍事依存を集結させるべき」との声明を発表している。
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/disaster311/index.php?content_id=72

◆ディヴィッド・ヴァインさん
アメリカン大学準教授、文化人類学。『Island of Shame: The Secret History of the U.S. Military Base on Diego Garcia (恥辱の島─ディエゴ・ガルシア米軍基地の秘められた歴史)』(2009年、プリンストン大学出版)。Institute for Policy Studies (IPS:政策研究所)の企画する情報サイト『フォーリン・ポリシー・イン・フォーカス』のブロッガーでもある。
http://www.fpif.org/
先月は韓国済州島で起こっている海軍基地建設反対運動の現場にも駆けつけていた!
David Vine, "Jeju Island Activist Sung-Hee Choi Interviewed in Prison," July 26, 2011.
http://www.fpif.org/blog/jeju_island_activist_sung-hee_choi_interviewed_in_prison
沖縄では、メア発言を暴露した学生を支えた大学教員としてあまりにも有名!
David Vine, "Smearing Japan" (Washington, DC: Foreign Policy In Focus, April 20, 2011)
http://www.fpif.org/articles/smearing_japan
ちなみに、メア発言全文原文テクストはここ。
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=84
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=explorer&chrome=true&srcid=0B6kP2w038jEANGFhZmJkNDUtYzNiYS00ZmUyLWJjYjEtMGUyMWU4ZTYzOWQ2&hl=en&pli=1

◆リービン・カマチョさん
We Are Guahanのメンバーで弁護士。
http://weareguahan.com/
2010年11月12日、アメリカ国防総省(DoD)を相手取り、違法性の認定と、環境アセスのやり直し、射撃場建設差し止めを求めて、訴訟を起こした。沖縄でも若手弁護士たちが辺野古環境アセス訴訟、高江SLAPP訴訟の弁護団として大活躍している。ぜひ体験のシェアをしたいと思う。先住民の権利と反基地闘争との関係の作り方についても大いに議論したい人。
※グアムの米軍基地問題について日本語で読めるものとしては、『ピープルズ・プラン』の山口響さんの連載を参照されたい。
-「米海兵隊グアム移転―誰のための負担軽減なのか(1)」『季刊ピープルズ・プラン』第47号(2009年夏号)
http://www.peoples-plan.org/jp/ppmagazine/pp47/pp47_yamaguchi.pdf
-「米海兵隊グアム移転―誰のための負担軽減なのか(2)」 『季刊ピープルズ・プラン』第48号(2009年秋号)
http://www.peoples-plan.org/jp/ppmagazine/pp48/pp48_yamaguchi.pdf
-付記
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=44
-「米海兵隊グアム移転―誰のための負担軽減なのか(3)」『季刊ピープルズ・プラン』第49号(2010年春号)
http://www.peoples-plan.org/jp/ppmagazine/pp49/pp49_yamaguchi.pdf
-「《短期集中連載》海兵隊グアム移転――誰のための負担軽減なのか(4)」『季刊ピープルズ・プラン』第50号(2010年春号)
http://www.peoples-plan.org/jp/ppmagazine/pp50/pp50_yamaguchi.pdf
-「《短期集中連載》海兵隊グアム移転―誰のための負担軽減なのか(5)『季刊ピープルズ・プラン』第51号(2010年夏号)
http://www.peoples-plan.org/jp/ppmagazine/pp51/pp51_yamaguchi.pdf
-「海兵隊グアム移転―誰のための負担軽減なのか(6)」『季刊ピープルズ・プラン』第53号(2011年3月31日号)
http://www.peoples-plan.org/jp/ppmagazine/pp53/pp53_yamaguchi.pdf
-「移転先」の現実――海兵隊移転にゆれる島・グアムを歩く(2010年3月)。
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/article/index.php?content_id=53

◆伊波洋一さん
言わずと知れた元宜野湾市長(2003-2010、2期7年半)であり、2010年知事選候補者。「普天間基地返還アクションプログラム」を構想、宜野湾市長として訪米要請を行い、航空施設に関する米国内基準との落差を指摘。宜野湾市には、市町村レベルでは稀有の基地対策室があるが、このような資料の収集と分析を行う自治体を牽引した立役者。グアム移転関連で、このDUO Vで新たに可能なつながりが、どのような影響をもたらすか、是非注目したいところ。

DUO V 5日は中止

お知らせ来た。

「占領下における対話」8/5(金)の開催中止
台風のため国際会議「占領下における対話」
は8/5(金)の開催は中止になりました。
現在、スケジュール調整中です。
スケジュール変更は「占領下における対話」
のブログで
お知らせします。
http://duo5okinawa.blogspot.com/

梅花キター


tenki.jpの動画がすごい。あと中央気象台台風予報とか、Joint Typhoon Warning Centerとか。それぞれ北よりか南よりか、進路予測に微妙な違いがあって、沖縄島にとっては重大問題。さて、どうなることやら。。。

20110803

8月辺野古・高江カー情報

平和な市民のお知らせ届いた。今月の辺野古・高江行きカー情報です。

平和市民連絡会の辺野古・高江への支援行動(送迎車)の送迎日程等は下記の通りです。
・8月10日(水)3名 ・8月11日(木)5名
・8月13日(土)5名 ・8月16日(火)3名
・8月17日(水)5名 ・8月18日(木)5名
・8月22日(月)3名(辺野古限定)
・8月24日(水)3名 ・8月26日(金)5名
・8月27日(土)5名 ・8月31日(水)5名
1. 送迎車は、那覇インター前バス停で待機しています。
2. 同バス停を9時に出発して、同乗者の希望により高江・辺野古まで行きます。高速内のバス停での途中乗降車も可能です。
3. 同乗希望者は、必ず長嶺(090-2712-6486)か城間(080-1782-6598)へ事前に連絡して下さい。
4.沖縄平和市民連絡会では、この行動の定期化のため、カンパを募っています。郵便局にて、カンパの宛先は、『(口座番号)01710-5-88511』『(加入者名)は平和市民連絡会』『通信欄に辺野古・高江行きカンパ』と記入ください。

梅花で台風対策、なのにオキボが・・・

高江に思い出したようにオキボがやってきたようです。
台風対策ということらしいですが、朝10時からトラック2台引き連れて来て、住民と仲良くできず、警察も呼び出して膠着状態。午後4時ころようやく退散してくれたようです。みんな自分のお家の台風対策したいんだのに、こんなして騒がせるからとっても迷惑。

7月をなんとかくい止めた高江の現場ですが、まだまだ24時間の警戒態勢は続いています。
時間をつくってゲートウォッチにお出かけ下さい。

あ、そういえば高江のblog、美しくなっていますねー。素敵だ!

梅花、週末のDUOに迫り来る

米海軍の合同台風警報センターの衛星画像。
うわー。
このムイファーのおかげで、週末のシンポジウム主催者はどっきどき。5日のタイムテーブルを転載しておきます。それ以外は、主催者blogにてご確認下さい。あと、沖縄オルタナメディアがUst中継するようですよ。
OAM(沖縄オルタナティブメディア)
URL:http://oam0.blog75.fc2.com/
DUO前半、5日&6日沖縄国際大学開催分のUst中継をさせていただきます。
直接会場へ来られない方はぜひご覧下さい。


国際会議 「占領下における対話」
Dialogue Under Occupation Ⅴ Okinawa
2011 年8 月4 日(木)―8 日(月)
沖縄国際大学・沖縄キリスト教学院大学
ブログ案内はこちら→http://duo5okinawa.blogspot.com/2011/08/duo-v-84-8-2011.html

○8/5(金) 沖縄国際大学 5 号館
9:00 開始 開会挨拶、オリエンテーション
9:30-10:30 基調講演Ⅰ
リーヴィン・カマチョ (グアム、 チャモロ先住民族、弁護士)「よき隣人はフェンスの向こうに」
10:45-11:15 講演:ローレンス・ベルリン「占領下における対話を求めて」
      分科会:前泊 清美
      緊急レポート: ウエストン・ワッツ「MV22-オスプレイの配備の影響」
11:20-11:50: ピーター・シンプソン、フィリップ・フィアディーノ、清水 史彦
13:00-14:00 基調講演Ⅱ 伊波 洋一 (前宜野湾市長)
      「沖国大米軍ヘリ墜落:失敗した対話の事例として」
14:15-15:30 ドキュメンタリー映画 『スタンディング・アーミー(仮)』(2010 年、イタリア)
       世界のアメリカの常備軍(Standing Army)を記録したドキュメンタリー。
15:40-17:00 全体会議 「『スタンディング・アーミー(仮)』を観賞して」
      パネリスト:リーヴィン・カマチョ、ディヴィッド・ヴァイン、伊波 洋一、高里 鈴代
      進行:阿部 小涼
19:00- ライブ・パフォーマンス(Duty Free Shopp. X カクマクシャカ)
参加費:全日程無料(通訳つき) 資料代:500 円