QABが今日も高江の現場を報道しています。
「私はずっと裁判に出てますけど、妨害してるじゃないですか。裁判官が来たときには妨害してませんでしたよね。我々も入る行為はしなかったけど。これを見たら裁判官は妨害だと言いますよ」っていう平良次長のへーんてこな主張は、オキボのズレっぷりをよく表していました。小学校の帰りの会で、逆切れした子が言う文句みたいな感じじゃない?
それより、山城さんのニュースでなごみました。山城さんも駅伝走ってたんじゃないかとの噂でもちきり。ひひ。
さて。こちらも今日のGP高江座り込み参加記。明日はぜひ、評価書の意見書書く準備して、お弁当持って、高江を体験して下さい。
参加者は入れ替わりも合わせて40名ほどだったと思います。
午前10時半頃、オキボ、業者、警察(ほぼ同時だったはず)がN4Bに到着。オキボは座り込みスペースの前に並んで陣どり、業者は作業車からユンボを下ろし、警察はカメラを回します。
それから、「すわりこみをやめてくださーい」「こうじをぼうがいしないでくださーい」「くるまをどかしてくださーい」が始まりました。
虚しい気持ちになるのは、オキボが言葉を「言葉」として話してないからです。ただの「音」として、しかも大声で「音による攻撃」として繰り返し発していました。
今日の座り込みは、執拗なカメラを避けてテント内や横断幕の後ろ側で行いました。オキボからは、テントのビニールシートや横断幕しか見えなかったと思います。
それでもオキボ職員は10時半から15時半まで、言葉ではなく音を吐くために、自分の身体を使っていました。
私がオキボにいたら、耐えられないと思います。本当にひどい仕事、何かのスイッチを切らないとできない仕事だなと思います。自分と相手との間に太い線を引き、「アイツラ」として扱わせる仕事です。同時に、自身の時間と身体と精神を「業務遂行」のために空っぽにさせる仕事です。オキボ職員にとっても、本当に不幸な状態だと思います。
誰がこんな仕事させているんでしょうね。
私自身はテントの中でおしゃべりをしたり美味しいものを食べたり、座り込みを満喫しました。小さな空間は音の暴力に曝され続けていましたが、集まった一人一人が思い思いに、あるいは一緒に有意義な時間を作り出そうと工夫していたと思います。
明日もオキボは来そうです。
報道だけでは伝わらないことがたくさんあります。
多くの人が実際に高江へ足を運んで、自分で経験して考えてほしいと思います。