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20120201

アセス評価書への意見、2月3日(必着)締め切り迫る

県知事宛のアセス評価書への意見、締め切りが近づいて焦ってきた。
だって、言いたいことは沢山ある。全部言い尽くそうとしても無理なほど、評価書は穴だらけだ。
この件に関心持ってきた自分としても総合的観点からもれなく意見したいものだが。それにしても言うべきことが多すぎる。

テレビとかネット見てたら、専門家も沢山いる。評価書の審査会も答申するから、大丈夫そうじゃね?
つか、2月3日必着っつーのは、明け方4時に守衛室でも受け付けるのかね、なんてシニカルな笑いをいっぱつ決めて、あとぁーまぁー素人だし、ゴロリと静観すっかな。

・・・っと、思いがちですが、イケマセン。起きて下さい。フツーの住民がたくさん、自分の意見書を県知事に送ることが重要。とても重要。面倒でも仕事が忙しくても、とにかく出すことに意味がある。重厚で緻密でなくてもチープでシャビーでも、出すことに意味がある。

<なぜなら>
1)これは、住民が年末年始を座り込みで年越しして勝ち取った民主主義の成果だから。
2)米軍は沖縄住民を軽視してもよいと思ってるから(つまり、オスプレイ騒音テストをこっそり勝手にやって済ませようとしていたり、騒音の基準がおそろしく違っていたり、いったん出来てしまったら調査もなにも出来ない)。
3)防衛局の行政は正義を行わないから(つまり、・・・あぁ、この例は枚挙に暇がない、いちばん最近の例はここから)。


<提出方法>
「普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価書」に対する住民等の意見受付について
2月3日(金)必着
[郵送]〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2沖縄県環境政策課環境政策課(環境評価班)あて
[FAX] 098-866-2308
[E-mail]aa025003@pref.okinawa.lg.jp
[意見書の書式] (MS Wordファイル) (一太郎ファイル)
ダウンロード&プリントアウトするチャンスのないひとは、A4サイズの白紙を用意して
1行目 沖縄県知事あて
2行目 普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価書への意見
3行目 意見提出者名(フルネームで)
4行目 住所(市町村名・字名まででOK)
5行目以下に意見を書く(はじめに意見を言いたい分野を見出しのように書くと親切)。


[いまさらだけど7000ページもある大容量で骨抜きのずさんな]『評価書』は沖縄防衛局のホームページに掲載されています。


<情報まとめサイト>
辺野古アセス「評価書」監視日誌 http://henokoassess.ti-da.net/
沖縄・生物多様性市民ネットワークブログ http://okinawabd.ti-da.net/

<座右の意見書を決めてみる!自分は何部でいくか決めてみる!>
それぞれの人たちが、自分の得意分野からの意見をまとめている。これをお手本にしない手はない。
また、ぜんぶを網羅するのは大変だから、自分はジュゴン部か。サンゴ部か。はたまた遵法闘争派か。部活を決めて専念するのがいいかも。目移りしちゃうけど。
●「アセス」部
沖縄BD/IUCN生態系管理委員会、河村雅美さんの審査会への意見書
採用されてしまったばあいの国際的な信用の失墜、という指摘。
●「ジュゴン」部
沖縄BD/ジュゴン保護キャンペーンセンター、吉川秀樹さんの審査会への意見書。
国際的な目にさらされたときに相当恥ずかしいよ、という指摘。
●「ロースクール」
弁護士「しゅんさん」の審査会への意見書
とうぜんのことながら「法手続き」部員。
●「サンゴ」部員は、日本自然保護協会(NACS-J)の安部真理子さん、の発言が参考になる。「砂」部つまり、埋め立て用の「海砂」部員も募集中だ。
●さらに嘉手納・北谷・宜野湾在住なら自分の体験を充分に活かして「騒音」部、「滑走路の長さ」部、「飛行経路」部でイケる。そうそう、「オスプレイ」部もあるねぇ。
これらは、沖縄タイムスの連載「総点検普天間アセス」&識者の見方や、
沖縄オルタナティブメディアOAM「異例の住民意見/方法書からのやり直し要求続出:辺野古アセス評価書審査会第2回」でまとめてある住民意見を参照してみよう。

<これまでにどんな意見が出てるかチェック>
沖縄タイムスで、これまで出されている県への意見書がテーマ別にリストされた。
意見の出方が少なそうなイシューにチャレンジするといいかも。




<県に答申する専門家集団「アセス審査会」は、いまどんな状況かチェック>
琉球新報に、審査会の答申案の要旨が掲載されていた。
審査会の専門家たちが「アセスは最初っからやり直し!」と不合格のハンコを押せるよう、たくさんの住民意見で後押しがあったら、いいのになぁ〜という委員たちのココロの声が、ほら、聞こえてくるようではないかい?



<「合意してない」的には>
●「合意してない」ということ。SACO合意からずっと、名護市民投票、数々の県民大会、県議会決議、市町村の決議、みんな、合意などしたことがない。なんで勝手にアセスメントなんかごり押しして、建設前提で話をすすめてるんだってこと。
●「もう無理」ということ。これほど長期にわたって米軍に基地用地を提供し続けるのは、21世紀に入った世界では例のない異常事態。アセスメントにはこうした「長期にわたる経過」が評価されていない。
●「正義と民主主義に照らしてダメなものはダメだ」ということ。
こんなことを追加したいなぁと思います。


<意見書を出したらシェアしよう>
送った意見書のコピーを「沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団」にもシェアしよう。
「お名前や住所などの個人情報を伏せたうえで、どのような意見がどれくらい集まったのかを集約し、強い知事意見が出されるための働きかけに役立たせていただきます」とのこと。
これ重要。なにしろ何でももみ消す・隠す・握りつぶすが得意な人たちを相手にしているからね。
意見書のコピーの送り先:沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団
FAX 098-885-0866
E-mail river@ryukyu.ne.jp