辺野古浜通信に対抗するのでなくミミクリとして、高江の朝日。写真へたっぴですが、実物は、薄い空の水色に、オレンジが溶け込んで、荘厳な空気でした。
さて、オキボマナベちゃんの更迭見送りらしいですね。
でもキッチリ、抗議を入れている人びとがいます。
●「地元紙で識るオキナワ」が「防衛省及び防衛局不祥事」をカテゴリーに!
●自衛隊法違反などで提訴した弁護団みなさんについての報道(あれ、なんか探せない。あとでリンク貼ります)とか。
おー、これこれ。これですよ。
-「違法」の指摘強く/自衛隊法違反で告発/弁護士23人「介入看過できぬ」『琉球新報』2012年2月4日。
-「沖縄防衛局長を弁護士が告発 講話「政治的目的」と」47NEWS(共同通信配信記事、2012年2月3日)。
●抗議集会とか、もちろんある。
「基地の県内移設に反対する県民会議」では下記のとおり緊急に抗議の集会を開催することにしました。周辺にも呼びかけてご参加下さい。
記
真部はやめろ!沖縄防衛局長の宜野湾市長選挙への介入糾弾2.8緊急集会
とき:2012年2月8日(水)12:00~
ところ:沖縄防衛局前広場(嘉手納在)
●目取真さんのblogで紹介されている反住基ネット沖縄の抗議とか。
●沖縄人権協会の抗議声明も届いたので以下に転載。
沖縄防衛局による選挙への組織的介入に抗議し
内部告発者探しの中止を求める声明
藤村修官房長官は,1日,記者会見で,真部沖縄防衛局長の宜野湾市長選挙をめぐる職員・親族の有権者調査及び職員への講話の発覚端緒となった電子メールが流出した件で,防衛省が内部告発者探しのための調査を開始していることを明らかにした。
しかし,真部沖縄防衛局長の行為は,2月12日に施行される宜野湾市長選挙に関し,職員への講話を行うために,職員及びその親族に,同市長選挙の有権者が存するか否かの調査を命じ,同調査結果に基づいて,2回に分けて,有権者職員及び親族に有権者がいる職員に対し,宜野湾市長選挙に関する講話を行ったというものである。
同行為は,弁明にもかかわらず,特定候補に対する指示・投票の依頼又は誘導をその狙いとするものであることは明らかである。
普天間基地の代替施設を名護市辺野古沿岸部に建設するということは,政府の最重要政策であり,その職務を実施する沖縄防衛局の最重要職務であることは,公知の事実である。その沖縄防衛局の長たる局長がわざわざ特定の職員を集めて,宜野湾市長選挙における投票を呼び掛けることは,代替施設建設の推進のための政治的環境を醸成することを狙いとするものであることは,明瞭であり,その意図は十分に職員に伝達されるものである。また,防衛局の職員がわざわざその親族に投票依頼を行うことは,仮に特定の候補者の名前を挙げないとしても,特定の候補者への投票依頼として受け取られることは,自明のことであり,選挙の重要性に鑑み,投票行動を呼びかけたとか,棄権防止のために行ったと弁明し得るものではない。
沖縄防衛局長は,国家公務員であり,かつ,自衛隊員であり,国家公務員法,自衛隊法において,厳しい政治的中立性を要求され,かつ,刑罰をもって,政治的活動を禁止されている地位にあるものであるから,今回の真部沖縄防衛局長の行為を明らかにすることは,違法行為の是正に寄与するのみならず,国民主権の原理に即し,国民の知る権利に奉仕するものである。
ところが,防衛省は,上記のとおり,内部告発者探しを始めているが,これは,公益通報者保護法(制度)の趣旨に反し,かつ,告発者の人権を侵害する危険性を有するものであり,厳しく批判されるべきものである。
これまでこの種の行為が名護市長選,名護市住民投票,県知事選等でもなされ慣行化していたと伝えられており,事実とすれば言語道断である。
当協会は,人権擁護団体として,真部沖縄防衛局長の宜野湾市長選挙の介入に抗議するとともに,防衛省の通報者探しに強く抗議し,直ちにそれを中止するよう求めるものである。
2012年2月3日
沖縄人権協会(理事長 福地曠昭)