●「環境への影響ない」 防衛省が米実施の審査書説明 オスプレイ『琉球新報』2012年6月13日。
防衛省から担当職員が県庁に来て、又吉知事公室長に、「米軍普天間飛行場への垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備に向け、在沖海兵隊が実施した環境審査(レビュー)書と、防衛省が作成したオスプレイのパンフレットを手渡した」そうで、以下のようなことを伝えたそうです。
・「結論として沖縄の配備、運用で重大な環境への影響はないと記載されている」
・「普天間全体としては今のCH46(の運用)よりも全体として11%運用が減る」
・4月のモロッコでの墜落事故に関して米側が機体の安全性には問題がないとしている
・「技術的にどう持ってこられるか検討してきたところ、候補となったところが那覇港湾と岩国飛行場。米側で岩国での陸揚げがより安全で適切であろうとの結論が出た」
●オスプレイ「重大な環境影響なし」防衛省説明『沖縄タイムス』2012年6月13日 12時16分。
「安全」「問題ない」「影響ない」というのは、たぶん、アメリカから渡された資料の翻訳を間違えたんだと思う。「オキナワの人の命の危険より軍産複合を優先」って、読むべきところであるハズ。今朝の新報に書いてあったよ。
●オスプレイ、調達中止要求も 米で安全性、費用に批判『琉球新報』2012年6月13日。
「有力誌USニューズ&ワールド・レポートは、この報告書を踏まえた記事を掲載し、「MV22は戦闘地域に派遣され運用されており、海兵隊とボーイング(オスプレイ製造社)、議会の連合は技術的な問題がある中でも計画を進めるだろう」と論評した。 普天間飛行場への配備に対し県民の懸念が高まる中、米国内では危険性の議論よりも軍需産業を中心とした政府や民間企業などの軍産複合体の事情が優先されそうだ。」
集会に行く前に、「やんばる東村高江の現状」や「地元紙で識るオキナワ」のオスプレイ、オスプレイ配備まとめ記事でおさらいしとこう。
そして、『琉球新報』で連載中の「空飛ぶ脅威:検証・オスプレイ強行配備」。第6回まで来ました。これまで明らかになってきたポイントが押さえられていて、要点整理に役立ちます。イラストレーションも判りやすくてコワイくらいです。外間愛也さん→増田健太さん→伊佐尚記さんと気鋭の若手記者たちのリレーで展開されているところも読み応えアリ。
※追記・つづきの7-9回はここからどうぞ。