昨日のQABの民主党国会議員ふたりについての報道、見た? 「これで政権与党には沖縄の国会議員がいなくなった」と説明したあとで、訂正が入ったんだけれど、(キャスターには申し訳ないが)クスっと笑ってしまった人は少なからずいたと思う。心の「いいね!」ボタンをポチッといきました。ひひ。
ちなみに、画像は気になるキーワードで検索をしようとググったところ、勝手に出てくる英語訳のキーワード候補。あくまでGoogleの仕様だが、すごい正確すぎるというのか。
さて。「地元紙で識るオキナワ」の「配備強行なら全基地即時閉鎖」と記者でなく防衛相に言え」というタイトルに賛成。じっさいの第1面は「高江ヘリパッド座り込み5年」の記事のほうで紹介しているのも「いいね!」ボタン。このあと、目取真さんのblog「『全基地閉鎖』という言葉の重さ」、じっくり読んだ。
「知事は自らの発した言葉を、言葉だけで終わらせるのではなく、行動で示して政府の動きを止めなければならない。オスプレイ配備に関し、政府と沖縄の間に妥協はいっさいあり得ないはずだ。」
「県内のメディアはこれまで、くり返しオスプレイの沖縄配備計画を報じてきた。辺野古や高江で基地建設に反対している住民や市民団体も、情報公開を求め続けた。しかし、政府・防衛省・沖縄防衛局は事実を隠し、シラを切り通した。行政として果たすべき説明責任を一切、放棄したのである。」敢えて言うけど、シラを切り通した当局の列挙の、その末尾に「沖縄の仲井真県政」を加えて欲しい。高江の座り込みの経験から、そのように強調しておきたい。仲井真県政は、なぜ、高江のオスプレイパッド計画に反対しないのか。そろそろみんな、この高江からの問いかけに答える時期ではないかと思う。
そして、理由のひとつには、政府と沖縄県の「妥協」を演出しているスジがあるからに他ならないだろう、少なからずの人がそう考えていると思うのだが、どうだろう。大西照雄さんのblogの指摘「闘いの決意を高江から」も参照。また、改めて目取真さんのblog「オスプレイ配備の宣伝議員」(2012年1月21日)で今年の1月の出来事を再確認しておきたい。
「オスプレイに実際に乗ったことを特権化して、騒音や安全性について日米両政府や米軍・防衛省の思惑に沿った発言をし、与えられた役割を果たしながら、自らの政治的影響力の強化に努めるだろう。基地利権でうごめくこのような政治家の跳梁を許してはならない。」
今年の1月に嬉々としてカリフォルニアまで出かけてオスプレイに試乗し「安全」を連呼した議員が、いったい何枚目の舌で森本防衛大臣のことをとやかく言えるのか、と思うのだが。
どうだろう。
そんなことを考えながら、再び工事再開の7月を迎えた高江の現場に、足を運んで欲しい。