米軍環境レビューを読み込む作業が、さまざまなところで進んでいて、それぞれに成果を挙げている様子がうかがえる。新報・外間愛也記者の「基地移転や装備更新による機能強化をめぐり、官僚や軍人、自衛官らが住民への影響を過小に見立てて印象操作に走る構図は日米で共通する」という切り込み方が、素晴らしいと思った。9月3日の報道を承けるかたちで、9月5日の社説では、米海兵隊報道部の「私たちが決めた(単独)インタビューは、そのメディアを通して、全国、世界の多くの人々に事実を伝えられるからだ」という、いまだ植民地支配者気分の抜けない姿勢を暴露した。王様は裸だからね。
「市街地でモード変更/オスプレイ米環境審査書に明記/四軍調整官説明と矛盾」『琉球新報』2012年9月3日1面。
「日米共通の印象操作」 『琉球新報』2012年9月3日2面。
「四軍調整官、矛盾発言『やはり信用できぬ』」『琉球新報』2012年9月3日25面。
「報道操作は許されない」(社説)『琉球新報』2012年9月5日2面。