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20121029

高江の工事を止めましょう。

高江の着陸帯工事、続いている。

今日のことは「海鳴りの島から」blog、「10月29日の高江の様子」を参照されたい。

仲井真県政の「お里が知れる」といった観があるだろう。

本当に仲井真知事の「県内移設無理・オスプレイ配備反対」の姿勢を信じている人も、訪米して毅然とした態度を見せたかのような上っ面に騙される人も、高江の工事がなぜ進行しているのか、率直に問うべきだ。誰も答えていないのに、工事が進み、森が破壊され、米国に対して沖縄がオスプレイを歓迎しているしるしとなっている。

自分たちが設置した工事用ゲートから入らない工事を、公共工事と呼ぶだろうか。

工事現場ならどこにでも義務づけられている工事内容と責任者を明記した看板のない工事は、公的な予算の用途として相応しいだろうか。

責任者を問うても知らんぷりを決め込むような現場作業員を雇用している建設会社に認可を与えている監督官庁は、どこだろうか。

県の責任を、厳しく問いたい。
そして県の姿勢を厳しく審究すべき職責を全うしていない県議会の責任を問いたい。

普天間が閉鎖されれば、辺野古案が撤回されれば、高江の工事もなくなるだろうという誤解がある。「大は小を兼ねる」的な発想というのか、考えることを放棄しているというべきか。正しいのは、最も小さい細部に及んで反対を表明することで、その反対の立ち位置がホンモノであることをアピールできる、ということのハズ。「小指の痛み」を訴えてきた沖縄が、沖縄自身の小指のそのつま先を切って捨てて、いったいどんな正統性を得られるだろう。

毎日、普天間のゲートに集まる人たちの、その10分の1でいいから、高江に向かって欲しい。高江の工事を止めましょう。

※写真は「あ!リュウキュウウラボシシジミ!」とか思ったけどウラの☆がいっぱい並んでた、そして写真ヘタすぎ。