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20140904

あるいは「合意」という名の土俵から降りてしまうこと

沖縄タイムスに掲載いただいたシンポジウムの告知の記事の、その横にも斜め上にも「合意してない」言霊が!そのうちのひとつ、ご紹介します。
田仲康博「独立を発明する(2)」『沖縄タイムス』2014年9月4日16面。

 辺野古の海で泳いでいたら、高江の森で坐っていたら、国境線のほうが勝手に向こう側に移ってた。そんな沖縄です。それで「刑特法違反だ」なんて言われたって、どうしろと言うんでしょう。そこに居続ける市民を逮捕拘束する目的で国境線のほうが移動する。市民の権利を剥奪する根拠としての刑特法ではなく、市民権を剥奪する法の執行を目的に国境が引き直されるのです。<いま・ここ>には、好むと好まざるとに拘わらず国外追放状態が創り出されている。開かれた創造的な社会もまた・・・。