早晩、ヒロジさんの司会進行で、ゲート前で披露できる日が来るよう、密かに特訓しているところ。T姐さんに「すんごいカッケー歌が他にも沢山あるんッスよ」と話したところ、思いの外、公民権運動のいろんなことを、みんなそんなに知らないことが判明。
辺野古と高江のために、沖縄で公民権運動の授業をできるようになりたいと、すごく思った。
教えるため、ではない。
すでに充分にその倫理を熟知しているゲート前に立つ人びとが、自分たちの行動が間違っていないと確信できるし、あと何か工夫出来るとしたらどんなことだろうと触発されると思うから。正しいと信じて実践しているのに曰く言い難い違和感を抱えていること、違うと言いたいけれど巧く説明出来ないことに、言葉を与えてくれると思うから。
現場は過酷さを増している。「非暴力」という言葉は、一歩前に出たい気持ちの足を引っ張ることではない直接行動の倫理であること、「直接行動」は、非暴力で行われるときに大いなるちからを、それも長期に及ぶ影響力を持つちからを(それこそ歴史的と呼ぶべきちからを)発揮することを、確認しあいたい。
まずは素晴らしいドキュメンタリEyes on the Prizeから第3話、英語字幕が付いているし、何しろ現場に立ったことがあれば、言葉以上に理解できることが多いと思う。グリーンズボロのランチカウンターで大学生たちが始めた座り込みをめぐるエピソードと歌、歌。初めに4人がいた。組織は後から支える。大人のアドヴァイスは助かるけれど進め方は自分たちが決める。非暴力のトレーニング(4分50秒くらいから)の様子が記録されている。「そんな生やさしいものじゃないよ」という声が聞こえてきそうだけれど、いいじゃない。出来ることは何でも試してみたいじゃない。