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20160720

訓練場を後回しにする基地返還構想はかなりマズイ

阿部小涼「”市民としての不服従”をつらぬく高江」『週刊金曜日』1062号(2015年11月6日)30ー31頁

 高江についてまとまった記事というのは、あまりないので、昨年の記事を了承を得てアップします。お役立て下さい。

 挿入されている地図には、大変残念なことに1996年SACO合意で米軍に提供された宇嘉川河口と訓練水域が抜けていました。文章中では上陸訓練の危機感について触れられていますが、これを理解するために重要ですので、補足しておきます。GoogleMapでつくった「高江ヘリパッドいらないMAP」で確認することが出来ます。
 北部訓練場のヘリパッド建設をなぜ阻止すべきなのか、辺野古と同じ、でも辺野古と違う、訓練場に固有の重大性があります。抗議阻止行動を、普天間=辺野古の延長線上にのみ、考えていると、見失う論点もあろうかと思います。
 議会政治が、北部訓練場について考え論じ始める切っ掛けになればと願います。

※『週刊金曜日』当該号のバックナンバー目次は以下からご覧下さい。
http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/001838.php