声明に添える署名集めは、去った『圧殺の海第2章』ビエケス上映会から始まり、国際女性デーに因んだ3月8日のビエケス行動でも集められ、日米両首脳と関係先へ送付されています。
声明はざっくり翻訳すると以下のような内容です。
プエルトリコ、ビエケスより
「米軍基地は沖縄から出て行け」
2017年3月2日
プエルトリコのビエケス島住民は、軍事基地の存在が環境や基地周辺で生活する人々にもたらす破壊について理解している。また、人権侵害と闘う方法としての平和的な非暴力の抗議の重要性を理解している。2003年、私たちの小さな島で60年以上続いた軍事演習の果てに、ビエケスの平和と正義を求める国際的な運動が活性化した結果、米海軍はビエケスでの爆弾投下を中止し、基地を閉鎖した。
よって、私たちは、正義を求める沖縄の兄弟姉妹たちを支援し、次のように求める。
・沖縄の全ての軍事基地と訓練場を撤収すること。
・日米両政府は、戦争ではなく平和を求めてきた沖縄の人々の声に耳を傾けること。
・沖縄の辺野古と高江で非暴力直接行動を行う全ての抗議者たちを解放すること。
この声明文は署名を添えて、「ビエケス住民の命が大事」(Vidas Viequenses Valen)名で発送されました。
新報・タイムスで、国際的に問題視する動きが広がっていることが報道されています。グローバルな批判は、沖縄への弾圧を止めろと日本政府に迫るためとても重要。その声援は長く続く運動のとても大切なエネルギー源、実際に闘っている人たちに届くことはもっと重要。ビエケス闘争の経験者たちは「そこのところ、理解しているよ!」と言っています。3月17日の不当逮捕事件初公判に向けて「カリブ海からも声が上がっているよー」と伝わりますよう。
世界中に私たちの仲間がいます。辺野古に、高江に、裁判所に、ますます多くのみんなで集まりましょう!その姿は、必ず次の、私たちに似ている誰かを支えることになるはず、と確信しています。