8月6日、高江のN1ゲートで「合意してない×沖縄環境正義プロジェクト」やりました。
北部訓練場の全面返還を求めず中途半端に残し、その残った森を積極的に日本政府が破壊し、世界中で人々の暮らしを破壊する米軍が訓練をしている。それを見ないふりしてフタをして切り刻んだ森の「世界遺産」目指せだなんて、ヘンだ。「知ってることが誰にも言えないことばかりじゃ、空がまた暗くなる」とキヨシも言ってた。「オトナだろ、勇気を出せよ」。
ということで、自然保護を審査するIUCNに知らせるためには、英語の横断幕でアピールだろ、という企画。
まずベースになる文字を書いた布を予め準備。アパートの部屋で横断幕製作すると、干すところがないので、カーテン代わりに。
U.S. Military must not jeopardize YANBARU forest's bid for World Heritage status!
(米軍のせいでやんばるの森の世界遺産登録が台無しになるの許さーんっ!)
赤地に黄色文字は米軍ヘリパッド看板の定番。このほか森の緑のペイント、ブラシ、使い古しの段ボール箱、ハサミなどを用意。
訪れたやんばるの森は、夏休みだし、工作するのにうってつけの日曜日。
テントには、最強な顔ぶれ。
さっそく段ボールをハサミで切り抜いてブロッコリーの森の版をつくる。もじゃもじゃ部分は、ハサミ、カッター、ペン先などで模様を付けてみた。
裏側にはガムテープで簡単な取っ手を付けて。版画やステンシルよりもさらに簡単で楽しい、段ボールスタンプの出来上がり。
台風のけーし風のなか、森の声を聞きながら、ぺたり、ぺたり。
テントに集まったおんなたちは、いずれもタンクトップ姿であり、暗黙のうちに現場で意思を通じ合い横断幕制作を遂げたことは明らかなのであります。